夜空のもと映し出す感動体験

富士山の麓、標高830メートルに広がる日本屈指のアトラクション数を誇る富士急ハイランド。
富士五湖エリアの新たなナイトライフの楽しみを提供するエンタテイメントとして導入されたのが、AIRSCREEN®︎（エアスクリーン）を使用した野外映画シアターです。壮大な富士山と非日常の遊園地空間を背景に、来場者の記憶に残る映像体験を提供しています。本プロジェクトでは、AIRSCREEN®︎導入から映像音響機材の販売・調整、シアターブランディング、上映作品の許諾手続きまでをトータルでプランニングしました。

AIRSCREEN®︎は空気で膨らませる構造の可搬型スクリーン。従来のイントレやトラス構造に比べ、設営・撤収時間を大幅に短縮（約30-60分）でき、現場人件費や輸送コストを抑えることができます。さらに富士急ハイランドでは、機材操作・設営・上映オペレーションのすべてを自社スタッフで完結。運営委託費が不要となり、長期的な運用コストを削減。自社内で完結できる体制が、「継続開催しやすいアウトドアシアター」を実現しています。

AIRSCREEN®︎は世界130カ国以上で使用されるドイツ製ブランド。DIN EN 13501-1規格準拠の耐風・難燃設計で、強風地域でも安定したスクリーン面を維持。富士山麓の気象条件下でも、安定した長時間運用が可能です。屋外イベントに欠かせない“安心感”が、施設運営者にも高く評価されています。

スクリーンは裏面がブラック仕様で、余分な周辺環境光による影響を防止。高輝度プロジェクターの映像をくっきり再現し、夜空の下でも高精細な映像体験を提供します。

AIRSCREEN®︎は映画上映だけでなく、音楽イベント・地域フェス・企業プロモーションにも活用可能。富士急ハイランドでは季節ごとにテーマを変えた上映イベントを展開し、家族・カップル・訪日観光客まで幅広い層に訴求しています。観光・宿泊・地域活性化と連動する「夜の価値づくり/ナイトエコノミー活性化」のモデルケースとしても注目されています。

スクリーン設営、空気圧管理、映像・音響接続などを自社スタッフが簡単に操作できるようレクチャーを実施。複雑な配線や重機を使わず、少人数でも短時間で準備が完了します。導入後は自走運営が可能となり、施設運営者にとって大きな安心材料となっています。

富士急ハイランドのAIRSCREEN®︎を活用した『Fujiyama Open Air Theater』は、“自然と映像が融合した地域に賑わいをつくる体験型エンターテインメント”。自社運営による高いコスト効率と継続性を両立しながら、来場者に特別な夜の思い出を届けています。AIRSCREEN®︎は、単なるスクリーンではなく、空間そのものを「感動の舞台」に変えるツールです。ホテル、リゾート、商業施設、自治体イベントなど、次の夜の価値をつくる現場に最適な選択肢です。