空気を入れてキャップをすればOK!
インフレータブル式のスクリーンは空気を送り込んで膨らませて使用するスクリーンです。
一般的なインフレータブル式のスクリーンは、ブロワー(送風機)から継続的に空気を送り込みます。
当たり前ですがブロワーのスイッチを切れば停止し、空気がスクリーンに送り込まれないので凋んでしまいます。
AIRSCREEN®️のシリーズにairtightというスクリーンがあります。
これはホームセンターなどで販売されているハンドブロワーで空気を送り込むタイプです。
airtightは空気を入れて膨らんだら空気注入口にキャップをします。これでOKです。
もし、空気が足りなかったりした場合は空気注入口とは別にバルブがついており、そこから追加して空気を入れます。
非常に簡単だし、継続的に電源を使用しないで済むので経済的ですし、CO2も出しません。
airtightシリーズは、このように機能的に優れているだけでなく、機動性にも優れています。
継続的にブロワーが必要ないので、ページのトップ画像の様に水に浮かせたりすることもできます。
アイディア次第で様々なシーンで使用できます。
さて、継続的に空気を送り込むパーマネントブロワーは電源が必要です。日本国内の標準的な電圧は100Vです。
エアスクリーンの純正パーマネントブロワー(50Hz/1100w)の電圧は110Vと220Vの2種類です。
日本の100Vはありません。
電圧は国によって異なっています。モーターを動かす周波数も異なっています。
例えば、
北米:単相 115/230V/60Hz
ドイツ:単相 230V/50Hz
※送電方法 単相:家庭用電気製品 三相:産業用電気製品
日本についてですが、100Vというのも世界には無いのですが、周波数はこの小さな島国に2種類あります。
電気を使うようになったのは明治時代以降らしいです。そして電気を作るための発電機は海外に頼っていました。
東京にはドイツ製の発電機(50Hz)、大阪にはアメリカ製の発電機(60Hz)がそれぞれ輸入され、電気が作り始められました。
そして周波数の地理的な境目ですが、新潟県の糸魚川と静岡県の富士川を結ぶ線を境にしています。
西側では「60Hz」の電気を使う、東側は「50Hz」の電気を使うということになり、現在に至っています。
面倒くさい!しかし、この周波数を間違えるとモーターのトラブルにつながります。
電気の周波数が正しければ、多少パワーは低下しますが100Vの電圧でも純正パーマネントブロワーは稼働します。
純正パーマネントブロワーの良い点は、比較的音が静かなところです。
ブーーンというよりボーーーっていう空気の束が押し出されてる感じです。(わかりにくくてすいません!)
専用の防音ケースもオプションであります。
上映会の現場では周波数をコントロールできるインバータ発電機を準備しておくといいでしょう。
*現行のAIRSCREEN®️シリーズには全てブロワーが付属しています。
セ リ フ や 音 楽 は 耳 元 で 。
あ と は 私 た ち だ け の 世 界 。